キミがスキ
嫌……私には純が…
そう思うものの私は抵抗出来なかった。
キスをされたまま私は床へ倒れ込む
「んん…っ」
「優花…」
そう言って龍哉は首元へ顔を埋める
「嫌…!!」
ドンッ
私は龍哉を突飛ばしそのまま純が歩いて行った方へ向かった
私何やってんだろ…
純が居るのに…
外は雨が降っていて私は傘をささないまま純を探した。
純…何処にいるの…!?
…………居た………。
少し離れた所に純の姿があった
「純…!」
私は急いで純の所へ行き抱きついた
「嫌だよ純!!置いてかないで…」
「お前ずぶ濡れじゃん…とりあえずこれ着て」
純は自分が来ていたカーディガンを私に着せ
「家行こっか…すぐだし…」
そう言って手をとり歩き出した。