小説案
 
 
ルームシェア……


それも引っ越すとき考えたけど、

プライバシーとか色々大変そうだし、

1人暮らしの方が楽だと思ってやめた。



「知ってる人なら大丈夫なんですけど、知らない人だとちょっと抵抗あります…」


遠まわしに断ったつもりだったけど、

それを聞いて徳井さんは「よしっ」と手を叩いた。



「じゃあ決まりじゃん」

「……え?そんな物件あるんですか?」


何を言い出すと思ったら、



「うん。俺んち。ここ住めばいいじゃん」



あたしは驚きすぎて、

開いた口が塞がらなかった。
 
 
< 17 / 18 >

この作品をシェア

pagetop