小説案
ルームシェア……
それも引っ越すとき考えたけど、
プライバシーとか色々大変そうだし、
1人暮らしの方が楽だと思ってやめた。
「知ってる人なら大丈夫なんですけど、知らない人だとちょっと抵抗あります…」
遠まわしに断ったつもりだったけど、
それを聞いて徳井さんは「よしっ」と手を叩いた。
「じゃあ決まりじゃん」
「……え?そんな物件あるんですか?」
何を言い出すと思ったら、
「うん。俺んち。ここ住めばいいじゃん」
あたしは驚きすぎて、
開いた口が塞がらなかった。