バスルーム ~君の魔法が解ける時間~


あたしは思いっきり目を伏せた。


『おい~,なんで下向いてんの~??』


ジュンの言葉なんて無視だよ無視!


ここで見ちゃったらあたし気絶するかもよ?!


あたしは目をくいしばって湯けむりを顔いっぱいに受けた。


『こら!』


ジュンがあたしの顔を持ってぐいっと上を向かせた。










─────タオル…



そかぁ…


その手があったよね。


あたしはほっとした。



『なにほっとしてんの?』



ジュンはまたいじわるそうな目をしてあたしの顔をぺちぺち叩いた。


そしてザパッとお湯をかぶったと思うと,ゆっくりとあたしの隣に入ってきた。



『ふぃー。気持ちいいなぁ。やっぱ日本人は湯船がないとな。』



なにおじさん臭いこと言ってるんだよ。









すっかり落ち着いて2人で湯船に浸かってるものの,あたしは次はどうなるのかどぎまぎしていた。


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