ひまわり
早足で彼女の病室まで向かった。
早く会いたい、と
彼女に向日葵を渡したい、と
ただ、そう思って。
病室に、彼女はいなかった。
そこに居たのは、彼女の妹。
彼女の妹は、僕を見た瞬間、大声で泣いた。
何かを一生懸命言ってる、けど…僕の頭では理解できなかった。
―お姉ちゃんが…
―お姉ちゃんは…
僕は、ただ今が夢であったらと願ってしまった。
―――…亡くなったの
――――…もう、いないッて
メニュー