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『この辺?』

未羅は聖夜の足首にアイシングスプレーをかけた。

『どう?』

『まだ痛てぇなぁ。』

『聖夜、腫れてる。捻挫だよ。』

『マジかよ。』

『骨折じゃなくてよかったでしょ。』

『まぁな。最近、永遠さんと連絡とってるか?』

未羅の顔から、笑顔がきえた。

『そうか。実は永遠さん、この前の大会で、いろんなチームからオファー来て、今チーム体験してるんだよ。
高校の部活とは、全くレベル違い過ぎて、練習ついて行くのが精一杯だって。』

『えっ?私聞いてない。』




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