End of the transmigration of souls■Chapter1■
指令室へ向かうのにエレベーターを待っていた時だった。


「イセルナちゃん。今夜仕事終わったら…どぉ?」



どぉ?って何をだよ…。ど……どこの部隊の奴?あいつらが言ってたのはこれのことか…?気持ち悪いな……。



「ど…どぉって…何が?」
「君って以外とウブなんだね。じゃあ、はっきり言っちゃうよ!?俺と今夜デートしない?」
「…………!……ウブッッ!?」



キ…キモチワルイ……。なんかこいつキモチワルイ…………。目がイッちゃってるよ……。



「はーいはいはいはい。うちのおチビに手を出すのは………100年早ぇんじゃねーのかぁ…?アァ?」
「………クソッッ!余計なのが来やがった!ゼファ……邪魔しやがって!」
「………あ!逃げた!弱ッッ!」
「まぁ、こーゆうこと多いから気を付けなおチビ」
「………確かにあんた余計だわね……」
「悪りぃが今日はお前の子守りするようになってんだがなー…俺。まぁいいや。行くぞおチビ!」
「どこ行くの?一度指令室に行かなくていいの?」
「俺が来たからそれは平気だ。このまま繁華街行くぞ!繁華街!」
「えー!?あんたと繁華街嫌だ!1人の方が安全そう!」
「任務だ!黙ってついてこい!おチビ!」
「あんた……おチビおチビって…」

「…………………」

この嫌味な奴は急に黙り込んでしまった。

「な…なによ……」
「イセルナ………行くぞ」
「ひぃッッ!いっ嫌だ!耳元で言わないでッッ!」
「ブッッ!アハハハハハハハハハハハ!」



こんなの嫌だ…。反則だ………。師匠。
ごめんなさい。 あたし、 キャラ崩壊してます。 1人で力強く生きてるみたいです。 ヴァリーフォージには思った以上に変な奴が多いみたいです…。特にこのゼファという奴……。めんどくさい……。



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