短編集『固茹玉子』
足元から伸びて、遥か彼方の地平線で一点に集約する線と線。

どこまでも抜けるように青い空。

吹き渡る風は砂漠の砂を含んで、赤茶けた怪物のようにうねっている。

果てしなく、延々と続くこの道。

遠近法を体感する瞬間だ。


この果てには一体何が待っているのだろう……。


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