一緒Ⅱ

きょうかしょ

バスケ部の顧問。

それを知ってしまった私は猫のことを知りたくなかったのに、知りたかったのに事実が嫌でなにも言えない。

言葉をなくしてしまったように黙り俯く私を猫は体育館内にある部屋へと入れた。

後ろ手に鍵が締まる音がして顔をあげれば。


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