危険中毒
『え・・・?』
彼女は、俺達をみて
不思議そうな顔をする。
『モニカ、あんた・・・
まさか、読み書き
できない・・・?』
ミオが確認する。
『文字は、
読めないし、かけないけど、
困った事はない。
銃器の使い方なんかは、
大人から聞くし・・・。』
俺達の反応に、
なにかマズイ事を
話したかというよう、モニカは
顔色を伺いながら、
そう、フォローをしていた。
『マックス・・・
これは・・・』
『ああ・・・』
モニカを、俺の部隊で
あずかろうかと
考えていたが・・・
・・・その前に、
学校に行かせるべきかも
しれない。
俺の頭の中で、
予定という文字が
崩れだした瞬間だった。