危険中毒
「モニカ・・・が?」

聞き返えしていた。

「ああ。まだ、その意図は
確認してねーが、
おまえの過去を
調べたらしい。」



どうゆう意味だ・・・?


モニカが裏切るなんて
ありえないという、思いと



サタンが

俺が抱いたと知ってすら
アイツを生かした現実に


まさか・・・

と、いう思いが交錯し、
俺を翻弄する。



モニカも

『敵』・・・か?



アイツが
寝返るだけの理由ーーーー

俺には、嫌というほど
心アタリがあった。


「旦那、どうする?
リディアをはずすか?」

キムの合点のいかぬ苦い表情


「いや・・・」


モニカを、ハズスという
選択肢はない。


サタンに手持ちのパイを
くれてやるわけにいかない。

そうする時は
消すしかない。


それは・・・できない。



「とりあえず
吐かせるか・・・」


オファー以外の事を
やらかしたんだ。

聴取と懲罰は当然だ。


しかし
何を嗅ぎ回ってる?



 

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