危険中毒
戦地より
敵地より
もっとヤバイ何か・・・


そこに身を置きたい
自分がいる。



私は、戦争屋だ

根からの戦争屋。


レースやフリルより
贅沢な何かより

身体が、危険を
渇望している。


まるで、そうしなければ
生きている自覚が
できないのかと、いう程に。


まるで、
ジャンキーの様に。


私の安住の地は、
あの場所だけでいい。

それ以外は、望まない。



ジニーの隣にいたい。


たとえ、それが地獄でも。

たとえ、それが・・・
愛を伴わない
同志であっても構わない。


私は、ジニーの傍で生き、
尽き果てたい。


無欲だろうか?
逆に、強欲なんだろうか?


一切、信じることなど無い
神に向かって祈る。



彼の傍に、確実な
居場所が欲しいと。



叶うなら、再び、
愛され・・たいと。



今だに、私が
愛し続けているように。


それすらも、
叶わないのだろうか。




私には、
過ぎた欲なんだろうか。




 
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