究極のメソード
「あの子は私に借金をしてまで
薬を買って行きました。

来る日も来る日もね。
でもそれも今日で終わりです。

彼女には責任を取ってもらいます」


責任?

私は思います。
責任って何だろう?

もう重い禁断症状が出ていて
十分罰を受けていると思うんですが…


「彼女には私に借金を返す義務があります。
でも…彼女はお金を持っていません。

仕方ないですね。

そう。
これは仕方ないことなんですよ」

そう言った死神の口が
一瞬楽しげに笑うのを私は見逃しません。

「彼女には体を売ってもらいます。
心配しなくていいんですよ。

彼女には安全な店を紹介します。

いきなり人を刺し殺したりする客の
いないような上品な店をね…くくく…紹介しますよ」
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