究極のメソード
ドアの向こうから女の人が現れた。


「こんにちは。あなたのことは
さとみからよく聞いてるわよ。


さあ、中に入って下さい」


にっこり笑って女の人はそう言うと
俺を中に招き入れてくれた。


この時点で最初の顔を見た瞬間に
やってしまうという決意はもろくも


崩れ去ってしまったわけだが


俺はそれでいいと思った。


何故なら俺の頭の中には
まだ疑問がひとつ残っている。


その疑問が晴れるまで
刺し殺すのはまだやめておこう。
< 46 / 383 >

この作品をシェア

pagetop