双子フタゴ愛アイ
集中したらこんな問題
スラスラ〜っと
「・・・・・」
スラス・・あれ?
「解けてねェし」
「また見てる!」
私が睨むと
「10分間見てねーケド進んでねージャン」
うっ・・
「この問題は難しいの!」
悔し紛れに言ったら
「見せてみろよ」
寝そべってたソファーからタカラが起き上がり
私の傍に座った
いくら頭良くてもまだそこまで勉強進んでないのに
「中学生に分かる訳ないジャン」
「公式が教科書に乗ってんだろ?」
タカラは問題を見た後、教科書を開いてパラパラと目次とページを流し読みした