双子フタゴ愛アイ
タカラは何故か左の頬を手で押さえていた
沢山の洗濯物に囲まれながらタオルを持って涙をふく私とお母さん
「・・・・・」
タカラはしばらく見つめた後
首を捻りながらそのまま何も言わず2階にあがっていった
左の頬を押さえたまま・・・
「・・・何よ!かわいげないわねぇ」
「異様な光景だったんだろうね・・・・」
私とお母さんはタカラの対応になんだか恥ずかしくなり、ブツブツ言いながらも洗濯物をたたむ作業を再開した
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