あなたが私にできる事
「あ…。忘れてた。」
久志が私から目線をそらす。
「俺と久志、徒歩10分の所に住むんだ。」
「は?まさか同じ大学?」
「フッ…。まさか。」
和希は鼻で笑いながら大学名を教えてくれた。
そこは誰もが知る偏差値の高い超有名大学。
さすが和希だ。
「ごめん。和希。一緒にしちゃって…。」
「マジでお前ら似ててムカつく。
和希も用がないならとっとと帰れ。」
悪態づく久志に笑いながら和希が立ち上がった。
「はいはい。」
「なら私たちも一緒に出ようよ!」