神楽幻想奇話〜鵺の巻〜
皆が座ったのを確認してから、弁当を開けた忍は月読に言った。

「月姉が食べれるのあるかしら?急に呼び出すことになって準備してなかったのよ。ごめん!」

忍は手を合わせて月読を見た。


「何!?ワシの飯が無いだと!?その位準備しとかんか!」

月読は忍に怒った後、弁当を覗き込んだ。


「どぅ?有るならいいんだけど?」

「おお、これなら大丈夫だぞ!久しぶりの忍の飯は楽しみだ。」

そう言って月読はおにぎりをかじった。

忍はホッとため息をついて皆と弁当を食べ始めた。

そこに彩音が話を始めた。

「さっき彩音ね、キノコ採ってきたの!夜に料理してあげるね!」

「ワシはキノコ好きだからありがたく頂戴しよう!お、相変わらず美味いな忍。」

月読は満足そうに微笑んだ。
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