君の心
中には、様々な宝石が山積みにされてあった。



どうやら盗んだものはこれらのようだ。



人がいないか確認して、ライとレットは恐る恐る中に入った。



「宝石はあるみたいだけど…肝心な魔女がいないとねぇ。」



ここまで真っ暗でよく見えなかったせいもあるが、他に道があったようには思えなかった。



仕方無いので、元来た道を引き返そうと扉を開けようとした…が開かない。



「閉じ込められたっ!」



無理矢理扉をこじ開けようとしたが、開く気配すらみせない。



こんなところで、もたもたしている暇なんてないというのに…
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