私の禁断の恋
私は時間になるまで、音楽を聴きながらリラックスしていた。
曲は、高杉龍介の『“Brave Rock Story”』
激しく、リズミカルな音楽が特徴のカッコいい曲、聴いていると気持ちが晴れる。
安心できる。
高杉龍介の曲で、一番好きな曲。
私の“一番”好きな曲。
ふと気付き、時計を見ると、家を出る予定の時間を過ぎていた。
私は慌てて部屋を飛び出し、玄関で靴を履く。
家を出て、急いで約束のcafeへと向かった。
cafeに着いて、私は辺りを見回した。
cafe内は名前の通り、夢を見ているような幻想的な感じで、オシャレな雰囲気だった。
私はそのままcafe内をキョロキョロしていた。
高杉龍介が居ない。
時計はもう11時を過ぎている。
どうしたのかな?
すると、後ろから肩を叩かれた。
振り返ると、そこにはサングラスをかけた人。
高杉龍介だ。