おばかに恋する性悪王子

さいど:おばか



それからあたしたちは、准の部屋に行ったんだけど、なんか圭也の様子が変なんだよね。






そわそわしているっていうか、落ち着きがないって感じ。



沙菜も気付いたぽいっけど、絶対に気付いてもいいはずの准はいつもどうりで、気遣う様子も感じさせない。







沙菜と2人で、絶対おかしい、と話していると、


「あ、俺ジュース買ってくるわ。行くぞ、留茅。」


って、准が言い、手を引かれて連れ出された。



おかげで沙菜と圭也くんが2人っきりになったな!と思ったけれども…。




じゅっ、准の手があたしの手を掴んでてっ。



幸せだったけど、めちゃくちゃ恥ずかしかった。
たぶん、顔真っ赤だ。





どうか准が後ろを振り向きませんように。
心底そう願った。







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