初恋ドロップ
いつもの屋上
「しゅ~ん~」
「―ん?」
私の呼び掛けにいじっていた携帯の指を止めて振り向く。
駿のそんな何気ない
仕草もカッコいい。
「へへっ呼んでみただけ~」
「お前って本当子供みたい」
「子供でも別にいいもん」
呆れた顔で私を見る駿。
だって・・・最近ゆっくり逢えるのはこの屋上の1時間だけなのに・・・
まぁ、私がバイトぎっしり詰めてるのが悪いんだけど・・・
でも、私だってあっ甘えたい時だってあるわけでぇ・・・
「プッ!!お前変な魚みたい」
プーっと膨れてる私をみて笑いだす始末。
「も―いいですよっ!」
あえての敬語と早口で口走り屋上の出口へ向かった。