初恋ドロップ
「おい、大丈夫か?」
呆然としてる私に男の子が声をかける。
「ぇっ!あ、はい・・・。」
心配してくれるのは嬉しいんだけど、私は男たちの鬼のようなカラダを刺す視線が気になってしょうがない。
ぅあ―・・。
凄く怖いんですけど。
「おいっ!お前!俺らの邪魔してただですむ―・・「今、警察呼んだからもうすぐ着いちゃうぜ?
あんた逹、隣の学校だよね?やばいんじゃない?」
「っっ!!てめ~!覚えてろよ!!」
お決まりのセリフを吐いて男たちは風のように去っていった
「ふう~馬鹿だろ、あいつら。そんな早く呼べるはずないだろ」
男の子はクールにそう言うと私に目を向けた
「え―・・嘘なの?」
「当たり前だろ!いくら俺でも二人同時にこられたらキツいからな―」