初恋ドロップ

教室に着くともう皆席に座っていた。


セーフ!


まだ先生は来てないみたい。


座席表を確認して自分の席に素早く着席した。




「ふう―・・・。なんとか間に合った。」


辺りを見渡すと知らない顔ばかり。

みんな頭良さそうだなぁ・・・・。

合格圏内ギリギリで入った私とは何処か違う雰囲気を漂わせているような気がしてしょうがなかった。



友達できるかなぁ~
と不安になっていると、




「さーゆーっっ!!!」

席に着いて落ち付いていると後ろから昔から聞き慣れた声がした。



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