初恋ドロップ
「麻理子!!!」
新垣 麻理子(16)
中学生の時からの
私の親友。
麻理子は家はお金持ちの家のお嬢様。
お金持ちだけど全然気取ってなくて、美人で本物のお嬢様なんだ。
中学三年生になってすぐに家の都合で隣町の中学校に転校してしまったのだ。
約1年ぶりの再会に私たちのテンションは一気に上がってしまった。
麻理子がいるからこの学校を選んだんだもん。
「紗裕!私が転校してから大丈夫だったの?」
「うん。色々あったけど大丈夫だよ!」
そう。
麻理子は私の事を全部話してある唯一の存在であり理解者なのである。