初恋ドロップ
学校が終わった後いつも通り
バイトへ行った
「ふぅ―・・・疲れたあ」
バイトが終わって
裏口がら外に出た
外はもう真っ暗で
微かな夏の香りがする
「おい!」
ビクンっ!!
不意に後ろから聞こえた
声にびっくりした
ゆっくりと声のする
方向に振り向く
そこには「よっ!」と
軽く手をあげる浅野君
「浅野君!どうしたの?!」
「いつも終わるのこんなに遅いのか?」
「え?あぁ―まあ・・・
って!そうじゃなくて!
何でいるの?!
てか、いつからいるの?!
危ないじゃん!!」
ここは街の裏道
酔ったおじさんは勿論
不良までいるのに。