先生と生徒
第4章

満タサレタクテ




誰もいない



ただ月明かりだけで


照らされる教室の中で



何度もキスを


繰り返した


ただ、あなたに愛されたくて





あなたに



満タサレタクテ








「帰ろっか」



あたしの髪をなでて

立ち上がった






















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