伽羅子
10代の女というのは、実にあしらうのが簡単だ。

少し優しいふり、理解のあるふりをしてやれば、すぐに懐いてくる。

落ち込んでいる所に付け込み、甘い言葉をかけてやれば、すぐにそれを好意と勘違いする。

そこからはたやすい。

意味も大して理解していないくせに、「愛してる」などと口にする。

笑わせてくれる。

俺にしてみれば、相手の心の中なんてどうでもいい。

好きな時に、好きなように好みの若い娘を蹂躙する。

その為だけに、俺は教師になったんだ。


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