伽羅子のレビュー一覧
3.0
評価レビュー依頼トピから来ました
非常にオーソドックスな展開です
よく言えば王道
逆ならばベタ
ホラーであればベタな展開になるのは、ある程度仕方ないと思います
その中で恐怖を与える事が出来るか?
ヒロインが何度も復活するシーンは確かに恐ろしいですが、これほどの事を犯した主人公が公共の場である学校で遺体を置き去りにしたまま、タバコを吸いに行くという行為があまりにも不自然で、その後の展開が予想できました
予想出来るが故に怖さが和らいでしまう
人外な物を扱うならば結局は何でもありなので、一瞬目をそらした隙に消えてしまってもイイと思います
それもいきなり居なくなるのではなく、少しだけ動いているとか……
ジワジワと迫る恐怖、鷲掴みにくる恐怖
それらのバランス具合がよくなれば、もっと面白く、もっと怖くなる作品だと思いました
怖さは、視覚に訴えかける怖さと、精神に訴えかける怖さとに分かれる。私の定義だ。この作品はどちらも読むことができる。 ただ、視覚的にも精神的にも、恐怖の深度が浅く感じた。見た目のグロさが視覚的恐怖なら、その描写にもっと粘性を出していいと思うし、剣山のように読者へ突きつけ、作品そのものをもっと劇物と化してほしかった。精神的な恐怖も同様。 ホラーとしては確立されているし、作中繰り広げられる様は、やはりホラーだ。 ただ、恐怖の深度も展開も〝読める〟。 もしも作者がこの作品で不安を抱くとしたら、ホラーなのだから「ちゃんと怖いか?」という根本的なことだろう。その点は「ちゃんと怖い」。が、怖いことが怖いように書いてあるとも言える。 ならこの作者は、怖くもない風景をホラーに変貌させられるだろうか。 筆力・ストーリーの実力はある。だから、文章自体から滲む恐怖がほしいと感じた。
怖さは、視覚に訴えかける怖さと、精神に訴えかける怖さとに分かれる。私の定義だ。この作品はどちらも読むことができる。
ただ、視覚的にも精神的にも、恐怖の深度が浅く感じた。見た目のグロさが視覚的恐怖なら、その描写にもっと粘性を出していいと思うし、剣山のように読者へ突きつけ、作品そのものをもっと劇物と化してほしかった。精神的な恐怖も同様。
ホラーとしては確立されているし、作中繰り広げられる様は、やはりホラーだ。
ただ、恐怖の深度も展開も〝読める〟。
もしも作者がこの作品で不安を抱くとしたら、ホラーなのだから「ちゃんと怖いか?」という根本的なことだろう。その点は「ちゃんと怖い」。が、怖いことが怖いように書いてあるとも言える。
ならこの作者は、怖くもない風景をホラーに変貌させられるだろうか。
筆力・ストーリーの実力はある。だから、文章自体から滲む恐怖がほしいと感じた。