伽羅子
「ひぃっ!ひぃいぃぃいぃいぃぃいっ!!」

悲鳴を上げ、腰を抜かし、俺は後ずさる。

馬鹿な!

馬鹿な馬鹿な馬鹿な!

バラバラにしたのに!

首まで切断したのに!

死んだ筈なのに!

恐怖と戦慄に歯がガチガチと音を立てる。

白目を剥き、鬼のような形相で俺を凝視する伽羅子。

「ゆ、許してくれ!」

彼女が自殺したと知り、それでも花束の一つも供えなかった俺は、ここに来て初めて自分の行為を悔い、許しを乞うた。

「許してくれ伽羅子!許してくれ、お願いだから!お願いだから!」

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