Another Episod by………
父さんがずっと
あたし達に母さんの話を
しないでいた理由が
わかった気がした。
たかが14歳のあたしでは
内容が難しすぎて、
重すぎて、
理解しようにも
出来ない点が山程あった。
父さんの話が終わった後、
お兄ちゃんはまたすぐ
家を出てどこか行ってしまった。
父さんはすぐ寝てしまった。
1人になって、
自分の行く末を考えた。
もう少しであたしも
学校を卒業する。
その後の事。
お兄ちゃんがそうである様に
あたしだって体が覚えてる。
だから異国のおっさんの
剣をまともに受ける事が出来た。
そうでしょ?
相手は騎士。
しかも団長。
軍人で言えば
一般人が軍のトップクラスの
シュライクさんの攻撃を
まともに受けるのと
同じ事だろう。
普通に考えれば無理だ。
シュライクさんと言うだけで
……恐い。
確かに。
何故そこまでの技術が
自分にあるのか
考えてみればわからない。
「…………合格…か」