ヤンキー様と秘密の恋愛♪
こんな人がお兄ちゃんだったら良かったのに。
でも、そうなると将来皐月が私のお義姉ちゃんになるのかぁ。
その光景を想像する。
イヤかも。
クスクスと笑う。
「どうしたの?姫南」
皐月はキョトンとしている。
「別に、何でもない♪」
私が言うと、皐月は首を傾げた。
「さて…もう時間だったな」
梨御先輩はそう言って皐月をゆっくり離した。
「じゃあ…また放課後に」
そう言って手を振る梨御先輩。
「うん♪」