ヤンキー様と秘密の恋愛♪



上からの声。



え…この声…



「煉!?」



慌てて上を向く。



「時間あったから来てみた。また坂上か?」



煉はそう言って苦笑する。



「まぁ…そんなとこ」



私は言ってから煉に抱き付いた。



休み時間に会いに来てくれるなんて…



かなり久しぶり♪



朝の時間とかは来てくれるけど、間の休み時間にはなかなか来てくれない。



「よしよし…今日、帰りに俺んちで勉強するか?」



煉は私の頭を撫でながら言った。



「いいの!?」



「ああ、数学は得意だからな」





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