ヤンキー様と秘密の恋愛♪
「やったぁ♪」
私は飛び上がって煉の首に手を回した。
私の背が高かったら、モデルさんみたいに見えるんだろうけど…
背がちっちゃい私じゃあ、まるでお父さんに甘える子供みたいになっちゃう。
「もうすぐ中間だし、頑張ろうな」
そう言って、煉は私の髪を軽く撫でた。
中間…
「もう中間かぁ~…」
この前の期末散々だったんだよねぇ…
はぁ~…
楽しかった気分がしわしわとしぼんでいく。
「大丈夫だ。姫南は国語得意だろ?それに、俺がいる…安心しろ」
煉はクスッと笑いながら言った。