ヤンキー様と秘密の恋愛♪
坂上がにっこりと笑う。
って…
まだ後10分もあるじゃん!!
「そうですね…わかりました。じゃあな、姫南」
煉は私から手を離す。
「…わかった、またね!」
寂しいけど、私も手を離す。
煉に迷惑かけちゃだめだもんね!
「おう、またな」
そう言って、煉は教室から出て行った。
「宿題、ちゃんとやっとけよ?」
坂上はそう言って、教壇に向かう。
「…へ?」
宿題って…
無効なんだよね?
「優しいじゃん、坂上って♪」
皐月が笑う。