ヤンキー様と秘密の恋愛♪



坂上がにっこりと笑う。



って…



まだ後10分もあるじゃん!!



「そうですね…わかりました。じゃあな、姫南」



煉は私から手を離す。



「…わかった、またね!」




寂しいけど、私も手を離す。



煉に迷惑かけちゃだめだもんね!



「おう、またな」



そう言って、煉は教室から出て行った。



「宿題、ちゃんとやっとけよ?」



坂上はそう言って、教壇に向かう。



「…へ?」



宿題って…



無効なんだよね?



「優しいじゃん、坂上って♪」



皐月が笑う。





< 23 / 36 >

この作品をシェア

pagetop