ヤンキー様と秘密の恋愛♪
「本当に!?私あのキャラメル大好き!!」
皐月の目がキラキラ光る。
「ん…まぁ、一応パティシエだからね」
私は苦笑い。
私のお父さんはパティシエ。
世界的に有名なパティシエらしいけど…
あんまり知らないんだよね。
「ほんと、聖さんは天才だよ!!」
皐月はニコニコしながら私のお父さんを誉める。
「恥ずかしいよ、皐月!」
私は慌てて皐月の口を塞いだ。
「ふぁんで?自慢りぇきるしゃん!」
皐月がもがもが言いながら笑顔になる。