ヤンキー様と秘密の恋愛♪
ギュッ
「え?」
離れたハズの私の体は、再び煉に抱きしめられた。
「ちょっ…煉?」
私はジタバタと暴れた。
「離れんなよ、クラス違うんだし」
煉は暴れる私の耳元で囁いた。
「知らない!はーなーしーてー!」
私は煉を押し返す。
確かにクラスは違うけど、だからって休み時間に親友の前で抱き合うなんて!
恥ずかしすぎ!!
「いいじゃん、彼氏と甘々でいいなぁ~♪」
皐月はニマニマ笑う。
「そうだぞ、姫南。俺達付き合ってるんだろ?」
煉もニマニマ笑う。
そう…私と煉は、付き合って半年のカップル。
「付き合ってるけど!だからって抱き合うのはさすがに…」
私はしどろもどろしながら言った。
「俺は全然気にしないけど?」