甘い蜜



二人しかいない空間だから周りを気にする必要はない。


私達は、ゆっくりと食事をしながら、食事を終えた後もずっと話をした。


「………そろそろ、時間だな」


敬夜さんのその言葉に時計を見てみると、11時を過ぎ、もうすぐで日付を跨ぐ時間になっていた。


もう……?早いなぁ


楽しい時間ほど早く流れる物はないと思う。


徐に敬夜さんが立ち上がった。それに習って立ち上がろうとすると酔いが回ってきたのかふらついてしまった。


「座っとけ」

「………ん」


私はまた椅子に座り直す。


眠くなってきた。本当はシャワーでも浴びたいけれどそんな気力がないから明日の朝に入ろうかな。


瞼がゆっくりと落ちていく。


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