甘い蜜
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「麻理亜ちゃん!!来てくれてありがとうー」
「お、お義母様っ」
ぎゅうっと母さんに抱きつかれた麻理亜は戸惑ってされるままになってる。
首を一生懸命動かして俺をじっと見つめた。
どうしたらいい、と目が訴えてくる。
いつまで経っても麻理亜は母さん達との接するのに躊躇しているようだ。
それは仕方ないかもしれない。これから慣らしていけば良いと思う。
余りにもおどおどしている麻理亜が流石に可哀相に見えてきて俺は助け船を出してやった。
「母さん、麻理亜苦しそうなんだが」
「あら、ごめんなさいね」
パッとあっさりと母さんは離れていく。
ホッと息を吐いた麻理亜は、小さく首を振る。