甘い蜜
「何で呼び出したんだよ」
しかもあんな怪しい白い封筒で、と言うと、母さんはきょとんとした後さも当たり前のように、招待状だもの、と言う。
「招待状?」
「そう。あら?言ってなかったかしら」
言ってなかったって今日まで1ヶ月くらい連絡してこなかっただろう。
「んーまぁいいじゃない」
にっこりと母さんは笑う。
俺達は、ガクッと肩を落とす。
母さんは、パンッと手を叩くと麻理亜の手を取る。
「麻理亜ちゃんは私と来てね」
「え?」
「母さん?」
「敬夜はリビングにお父様がいるから」