甘い蜜
しゅんっとしていた美空さんは、一気に上機嫌になって龍の手を引きながら料理の並ぶテーブルに足を進めていった。
「さて、と」
俺は、ぐるりと広間を見渡す。
まず目に入ったのは女に囲まれてる学。まぁ、あいつは放っておいても大丈夫。
「た、敬夜さん?」
「ん?」
「あの、私達も何か食べない?」
恐る恐る言われ、麻理亜に目をやると何やら怯えているような。
何、そんな脅されているみたいな顔をするな。
俺は、にっこりと笑って麻理亜の頭を撫でるとホッとしたような表情。
「先にお仕置きからだ」
ビシリと麻理亜は石になった。