Could you love me? ~ツンデレ王子に恋をして~


あまりの怖さに目をつぶる。


あたしの手を掴んでいた手の力が弱まった。



ゆっくりと目をあけると…

2人は横に倒れていた。



「…え?…な…に」


なにが起こったのか分からなかった。


目の前に倒れている知らない2人の男の人…


とりあえず立とうと壁に手をついたが、うまく足がつかない。


あたしは諦めて地面にペタンと腰をおろした。


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