【実話】アタシの値段~a period~




彼女がここに居た2、3日の間、彼女は自分のことを話さなかった。


唯一、俺が知ったのは
珈琲が好きだということだけ。



恋人はいるのか、
家にはどうして帰らないのか、


俺がそんな質問をしても、彼女は決って答えなかった。


そしてその返事の代わりに、冷めた目で俺を見るのだから

俺はそれ以上、何も聞けなくなった。



踏み込むな…


そう言われているようで。




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