終わらない
私の記憶 幼少期~少女
私は、祐輔と久美子の間に

2番目の子として産まれた

姉の祐美子とは2才違いだ

年も近い事もあり

何かにつけて比べられた


祐美子は、控えめな性格だけど

勉強は勿論スポーツも万能

それに比べ

私は、明朗活発とは言われるが

祐美子には何一つ敵わなかった


物心がつく頃には

何か悪いことが起きると

全て私の責任になっていた。

「私じゃない!」

心の底から叫んでも

誰も判ってくれない

きっと

判ろうともしなかったんだと思う


私はこの頃に

諦める事を既に覚えてしまった。



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