天然な彼女!?
・翼サイド・

あんな怖い相馬君を
初めて見た。

私はずっと寂しかった。
相馬君は跡取りで、
デパートで働くのは
当たり前。

だからやっと休みが
貰えて一緒にいられると
思っていた。

「翼と相馬君は大人の
階段上がったの?」

温泉に浸かっている時、
ママたちに聞かれた。

「遅いわね!!」

「惣ちゃんなんて
毎日だったから、
体が持たなかったわよ。」

「私もよ。」

相馬君は1度も手を
出してこなかった。

だから少し寂しかった。
けどさっき、
相馬君は私を・・・・。

けど、
私は拒絶してしまった。

相馬君は怒って、
部屋を出て行った。

そしてその日、
帰って来なかった。
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