逆らえない
ジュースを買ってくるだけ。

しかもお金だってキチンと出してくれる。

これくらいで済むなら喜んで行こう。

「じゃあ少し待っててね。着替えてから…」

部室を出て行こうとする安西。

しかし。

「待てよ」

畠山が彼女を呼び止めた。

「今すぐ飲みたいんだよ、ジュース」

< 8 / 25 >

この作品をシェア

pagetop