ハナミズキ~先に去ったあいつへ~
ICUの入り口に立った。
広樹さんがインターフォンを鳴らして入室許可が出た。

広樹:
「あとは、四人で行ってやって」

防護服に着替え、
マスク・帽子を着用し中へ入った。

一歩足を踏み入れた瞬間…

この空間は何か違った。

機械類の音しか聞こえない。

真っ白な天井…

クリーム色の床…

部屋は一つ一つ区切られ
外から全部見られるようになっていた…

一歩、また一歩、

広夢に会う悲しみが押し寄せてくる。
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