マイスィートアフタヌーン
「一目でもと思っていたんだ。たくさんの話を君とすることができて、本当に楽しかった。ポーリィ。ありがとう」

「どういたしまして」


「もしまだ余地が残っていたら、僕のこれからの幸運も祈っていてください」

「……ええ。大丈夫、祈れるわ」


「ありがとう。それにこれはうまくいったらなのだけれど、君さえよければ、いつかクレイクリフに戻ってください。僕は必ずカリキュラムについても進言するつもりでいるから。君の言う芸術と触れ合うカリキュラム、あれは彼女たちに必要なものだと思うんだ」


うまくいったらだけれど。
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