雪恋〜ゲレンデで恋して〜
「えっ…?」


あたしの言葉に少しとまどった様子のシンくん。


でもあたしの涙は止まらず言葉が続かない…


しばらくシンくんも黙っていた。


言葉が足りなすぎるよね…

泣きながら、


「…なんで…先輩とナイターなんて…ウソつくの?」


「…ごめん。」


シンくんは一言謝った。


シンくん…あたしが聞きたいのはごめんじゃないよ…理由が知りたいだけ…


「ごめんじゃわかんないよ。」


弱々しく小さい声で言った。

面倒くさい女…


「遥、聞いて。ちゃんと話すから。」


そう言って、シンくんはソファーの上で体ごとこちらを向いた。


あたしは動かず下を向いていた。


「あのな、3日前急にインストラクター入ったんだ。その時の担当した人たちが女の子たちだったんだけど…普通そこで終わるんだけど…夜ここに来て、一緒に飲もうとか遊ぼうとか誘われた。最初は断ってたし彼女いるってことも伝えた。でも、昨日も来て…告白されたんだ。すぐことわったけど、明後日には帰るから明日のナイターだけ一緒に滑って言われて…断れなかった。」


そうシンくんは言った。


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