雪恋〜ゲレンデで恋して〜
「代わりましょうか?」


そう言うと、


「無理。バレて怒られたくねーもん。」


そう言われてしまった。


確かに…ここのマネージャーはいかにも体育会系。


普段は男気があって気さく。だけど、勝手なことするとマジ怖い。


仕方なく、インストラクターをする人たちの所に行った。



待っていたのは、学生らしき3人の女。


意気込んで、上から下まで揃えて来たんだろう。化粧もバッチリ決めて、ゲレンデが可愛く見えるってのをわかりきってる。


確かにかわいい部類にはいるだろう。


でも、俺にはどうでもよかった。


「今日1日担当します。久保慎二です。楽しくやりましょう。」


といつものようにあいさつをした。


「ナツミです。」
「ユウです。」
「ミユです。」


そう自己紹介されたけど、ぶっちゃけ誰が誰がなんて顔では覚えてない。


ウェアの色で名前を覚える。


ってか名字言えよ…下の名前とか言いにくいし…覚えずらい。


とりあえず準備体操とかして練習を始めた。


しばらくして、少し滑る練習をする。


一人ずつ滑ってくる。


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