雪恋〜ゲレンデで恋して〜
そう話してきたのはナツミ。


他の二人は少し離れたとこにいる。


は?昨日俺彼女いるっつったよな?


「えっ?俺彼女いるって言ったよね?」


そう言った。


「聞きました。だから、すぐに付き合ってもらえないのはわかってます。だから連絡先聞きたくて…」


普通彼女いるやつに聞くか?


「ごめん。無理だから。彼女と別れる気もないし、連絡する気もないから教えれない。」


そう言うと、


「じゃあ明日、ナイター一緒に滑ってください。そしたら諦めて明後日帰ります。」


「なんで?無理だから…」


そう言うと、


「明日滑ってくれたら諦めます。だから…」


面倒くさっ…


「わかった。1時間だけなら。」


そう言った。


1時間だけ滑って、あとは遥に会いたい。


単純にそう考えていた。


この日は具合が悪いと言って、遥は夕飯に降りてこなかった。


次の日、日中カフェに行くと具合は良さそうでホッとした。


夜は先輩に誘われてナイターに行くと嘘をついた。


このときちゃんと言っていれば…


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